「この雑然とした環境を何とかして改善したい」。枚方市民病院の副院長兼看護局長の糸賀様は、電子カルテを導入したのはいいものの、以前より雑然としてしまったスタッフステーションを働きやすい環境にしたい、と思っておられました。そんな時、当社のソリューションの存在をDMで知り、空間改善のプロの視点からのアドバイスを期待されて、ご依頼いただきました。
枚方市民病院様では、電子カルテの導入後、カート上でPC作業を行うワークスタイルに変わったわけですが、入力作業やカンファレンスをこれらの
カートを寄せ集めて行うため、決まったレイアウトがなく
、思い思いの場所にカートが置かれている状態になってしまいました。その結果、
ステーション内は多くのカートで溢れ返る
ことに。それはまさに「雑然」そのものでした。また、カート以外にも、
部屋の中央部に置かれた生体モニター
や
天井から垂れ下がっている配線
など、電子化に対応できていない点が散見されました。
また、電子化とは直接関係はないのですが、収納面の不具合がさらに雑然とした印象を生んでいることもわかりました。なんと、ステーション・処置室・点滴作業室の
3ヵ所に各種診療材料を分割して収納するという非効率さ
に加え、どのスペースも物が溢れ返って整理ができていない状態だったのです。
第一の改善点は、ステーション内の基本レイアウトを設定することでした。ステーションの中心はコアテーブルを設置し、机の下に収納できるカンチタイプのカートを採用。
コアテーブルを中心にカートの収納位置を決めることで、雑然とした印象をなくし
、さらに
省スペースで効率的に働ける空間を実現しています。
また、
天井からの配線をスムーズに処理するコアユニットも導入
し、配線処理の問題もあわせて改善しました。「事務作業やカンファレンスの起点が設けられたことで、空間に規律が生まれました」と、糸賀様にも評価いただいています。
このほかにも、ステーション内に置かれていた
生体モニターを壁面に集中移動させ、床面のスペースを確保
しました。
第二の改善点は、収納計画の見直し。点滴作業室のカウンターを一部撤去して、
収納力の高い診療棚を設置
し、
一つの場所でトータルに物品を管理
できる環境に。現場を取りまとめる看護師長の小林様からも、「1ヵ所でまとめて管理しているから、ストックの適数がいつでも把握できるし、いろんな場所を動き回らなくてすむのもうれしいですね」と満足していただきました。
そこかしこに分散していた物品をまとめて収納できたことで、
点滴作業台の上が整理され、与薬車も不要に
。整然な印象を生むとともに、有効活用できるスペースが広がりました。点滴作業台については、作業スペースは確保できたものの、作業者に対して台の高さが低過ぎるという問題もあったため、作業台を立位作業に適した高さのものに一新。スタッフが
より効率的に作業できる環境を実現
しています。
点滴作業室に収納を集中。作業スペースの広い点滴作業台は、立位での作業に適した高さに設計されている。
生体モニターは壁面に集中配置。限られた空間を有効活用している。
受付のガラス部分に面していたナースコールをコアユニットに移動。見通しが改善された。
今回、特に壁を塗り替えたわけでも照明を替えたわけでもないのですが、ステーション内がとても明るい印象になりました。オカムラさんの家具に入れ替えたことで、収納のしやすさや動きやすさといった使い勝手の面はもちろん、こうした見た目の改善についても実感しています。以前より気持ちよく働けるようになったと現場のスタッフにも好評です。(糸賀様)
枚方市民病院様(枚方市)
http://www.city.hirakata.osaka.jp/
freepage/gyousei/byouin/
hira_draft01/index.html
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